- 当社は日本で初めて亜鉛末の生産を開始して以来、独自技術を確立し、大きなシェアを確保し続けています。
- 亜鉛末・酸化亜鉛は創業当初から生産しています。
亜鉛末
品種 | 平均粒径 |
---|---|
亜鉛末 | 8±3μm |
F-500 | 7.5±0.5μm |
F-1000 | 4.9±0.3μm |
F-2000 | 4.3±0.3μm |
F-3000 | 3.7±0.3μm |
特徴・用途
- 当社の亜鉛末の特徴は、約10μm以下の細かい粉体であり、独自の加工技術を活かして粒度別に品種を分けています。
- 主として海上コンテナーや船舶、巨大建造物などの防錆塗料向けの他、有機合成の還元剤や金属精錬の脱硫などの特殊用途にまで幅広く使用されています。
- 年々厳しくなる環境規制にも対応するため、低Pb、低Cd品も取り扱っています。
製品規格等
酸化亜鉛
品種 |
---|
酸化亜鉛1種 |
酸化亜鉛2種 |
酸化亜鉛3種 |
微粒子酸化亜鉛 |
活性亜鉛華NO.1 |
活性亜鉛華NO.2 |
導電性酸化亜鉛 |
MMS-7B-4 |
特徴・用途
- フランス法酸化亜鉛製造技術を基に、様々な酸化亜鉛製品を取り扱っています。
- 酸化亜鉛の代表的な用途として、ゴム製品の加硫促進剤として使用されているほか、フェライト・バリスター等の電子材料、アルカリ・マンガン乾電池原料等があります。
- 近年ではMMS-7B-4の取り扱いを始め、防錆塗料用に塗料メーカー様に納入させていただいています。
製品規格等
ナノジンク(nanoZINC)
- ナノサイズの超微粒子酸化亜鉛は、分散させると分散時可視光に対して透明で紫外線に対する優れた吸収効果を有しています。
- 化粧品、フィルム、繊維等の分野で広く使用されています。
- 比表面積別に 60m2/gと100m2/g の製品があります。
化学品位
不純分 | 標準値 | 測定方法 |
---|---|---|
Pb | 0.001% | 原子吸光光度法 |
Cd | 0.0001% | 原子吸光光度法 |
Fe | 0.0001% | 原子吸光光度法 |
物性
比表面積 | 60m2/g・100m2/g 比表面積測定装置 |
真比重 | 5.6g/cm3 |
光透過率
- 可視光に対しては、ほぼ透過します。
- 一方紫外線に対しては酸化亜鉛の吸収端に対応する380nm付近で顕著な吸収が生じます。(左のグラフを参照してください。)
バインダー | アクリル樹脂 |
塗布基材 | PET Film |
顔料濃度 | 23% |
厚み | 5μm |